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2018年6月11日 (月)

前黒法師岳~黒法師岳間ルート案内 2018年5月22日現在

第3版 2018年5月22日現在

登山道に大きな変化はありません。今回黒法師岳→前黒法師岳で歩いています。以下項番に追記します。

9. 黒法師岳からの下りは、ペイントやリボンが増えていてかなりルートは明瞭になっています。但し笹の丈が短くなる中間部以下ではなくなりますので、方向を確認しながら降りてください。コツとしては、標高1850m辺りでルートが南東から、南へと変化する事を念頭に置く事です。第2版の項番9の逆です。

6.二ツ山からヘリポート間はルート的には南側を歩く方が易しいですが、北側を歩くとシロヤシオの群生と、シロヤシオ越に黒法師岳、丸盆岳を見る事ができます。但し写真撮影に夢中になって歩きまわるとルートに復帰出来ませんので、十分に注意してください。

ヘリポートからのパノラマ写真を添付します。

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4.水場は健在でした。今回はガレ場を崩して水を濁らせない様に十分注意して降った結果、かなりキレイな水が採れました。

2.屈折点のある平坦な山頂部から前黒法師岳間は、かなり踏み跡が明瞭になりました。登り、下りどちらも慎重に踏み跡を探せば、藪漕ぎは殆どありません。

第2版 2016年6月11日現在

登山道に大きな変化はありません。以下項番に追記します。

2.今や尾根筋を歩くルートがメインになっています。視界も効きますので全く問題無く、旧道を探す必要はありません。

4.ヘリポートの水場は健在です。今回は30m程降って汲みました。但しザレとガレの沢を降って行くので注意が必要な事と、伏流水の上を歩く関係もあって汲んだ水には土と砂が混じりニゴリがあります。濾紙を持参すると気持ち良く利用できるでしょう。水量は少ないのでカップ持参がベターです。

9.黒法師岳への登りは『楽』に登ろうとすると相当難しいです。地形と踏み跡の関係でどうしてもバラ谷の頭方向に行ってしまいますが、楽に登るにはコルから地形図の破線に従って北行し尾根筋が明瞭になった段階で北西に転じます。

第1版 2013年4月27日現在

前黒法師岳~黒法師岳は、美しい場所が多い寸又三山周辺でも特に美しいルートです。とりわけ中間点のヘリポート周辺の笹原と大木の森の美しさは際立っており、ヘリポートに一泊してこの山々を枕にして寝れば、山屋としての至福の一晩を過ごすことが出来ます。

なおこのルートは山と高原地図「塩見・赤石・聖岳」では破線ルートとしています。途中ルートファィンデングの難しい箇所、また踏み跡が殆ど無い箇所もありますので、初心者は絶対に入山しないでください。また縦走になりますので、信州側に抜ける場合下山口から最寄の水窪駅まではタクシー等を利用する必要があります。

なお本記事は、別記事「大間川分水嶺周回ルート案内 2010年4月30日現在」と同一ルートの一部で、そちらでは逆コースで紹介しています。また黒法師岳から信州側下山口迄は別記事「黒法師岳ルート案内 2013年4月28日現在」を参照してください。

1.前黒法師岳山頂標識から西へ平坦な山頂部を行き、約100メートル行った地点で山頂部を離れ右にトラバースで降りて行きます。ここは迷い易い地点ですので注意してください。もし山頂部で踏み跡が薄くなればそれは行き過ぎの証です。

Photo      Photo_2

前黒法師岳山頂から黒法師岳方向への道    この先で右にトラバースで降りていく

2.幸い鹿の食害に遭っていないイワガガミの中を行き、尾根は次第に狭くなりルートも明瞭になります。シロヤシオが非常に多く美しい場所です。少し登り、明瞭な尾根を更に行くと平坦な山頂部に至ります。ここは迷い易い場所で、正規ルートは北西尾根側へ行き、勾配が少し出る箇所で左にトラバースしながら降りていき、南西尾根に乗ります。ただこの山頂部はヤブも深くありませんので、山頂部で磁石を確認しながら南西へ歩いて行けば南西尾根に乗る事もできます。今回こちらのルートにペイントを施しておきました。

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前黒法師岳から明瞭な尾根の降り         迷い易い平坦な山頂部

3.ここからも踏み跡は濃くありませんが尾根筋は明瞭ですので、そこを降っていってください。自然に林道の終端部に出ます。この先が本ルートのハイライト部分です。林道を行けばヘリポートまで楽に行けますが、是非緩い山頂部を目指して稜線を登ってください。もしバテバデの場合は、翌朝散策されても良いでしょう。稜線部はササ原にブナやダケカンバなどの大木が疎らに生えていて、それはそれは雰囲気があって美しい所です。緩やかな山頂部分の稜線から降って自然にヘリポートへ降ります。

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林道終端部に出る箇所         笹原の美しい森           ヘリポートへ出る

4.地図では水場無しと記していますが、水場がある事を確認しました。ヘリポートから南西へ延びる林道を約350メートル行ったガレで林道が寸断される地点、古い消化器が路上にある地点から南へ降った所にあります。今回此処迄導く様にペイントを、また下降点に倒木を置きました。但し水量は少ないので万が一涸れている場合に備えて入山してください。

5.ヘリポートから再び西の尾根に登ります。    

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朝焼けの黒法師岳           西の尾根に登ってヘリポートを振り返る

6.稜線からは聖岳方向の山々が望めます。その先は二重山稜の様な幅広い尾根になります。基本的に登っていれば大丈夫ですが、どちらかと言うと稜線が明瞭な南側を歩く方が確実でしょう。1810メートルの二ッ山の南峰に着きます。この先はルートが不明瞭です。磁石で方向を確認して、稜線と言うよりは斜面を北西に下ります。尾根がハッキリしコルが確認できれば、それで正解です。

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ヘリポート周辺から聖岳方向の遠望      ニッ山南峰からの降り

7.南峰と北峰の間は急峻です。北峰を過ぎシロヤシオの多い明瞭な尾根を行くと笹原に出ます。この周辺は丈の短い笹原が多いですが、ここは深いです。踏み跡が不明瞭ですので、どちらかと言うと尾根筋が明瞭な東側の方が歩きやすいでしょう。

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シロヤシオの多い気持ちの良い尾根       笹原から黒法師岳を見る

8.樹林帯に入れば笹の丈は短くなります。そのまま笹原の黒法師岳の懐に入ると、立ち枯れの木があり、文字は読めませんが小さな標識がくっついています。これは水場の標識で、左のバラ谷山方向へ歩き、急勾配になる縁を黒法師側へ木の脇を行く踏み跡があります。その先に水場があると言われていますが、結構急な下りになり距離もありそうなので私はそこで引き返し、水場の正確な位置は確認出来ていません。

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黒法師岳の笹原のコルからバラ谷山

9.黒法師岳山頂部を登り始め、振り返ると二ツ山が見えます。最初は背丈の低かった笹が次第に丈が長くなって行きます。踏み跡が所々にありますが、獣道との区別もつき難く、余り踏み跡を当てにせずに最大傾斜度を大きくは外さない様に登って行ってください。なおここは降りは難しいので、疎らではありますがペイントを施しておきました。

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二ツ山を振り返る                   黒法師岳の山頂部付近の登り

10.傾斜が緩くなって少し行けば黒法師岳の山頂です。

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黒法師岳山頂

以上です。      

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