無料ブログはココログ

« 2017年5月 | トップページ | 2017年7月 »

2017年6月

2017年6月21日 (水)

北岳最新情報 2017年6月19日現在

私のホームグラウンドではありませんが北岳に行って来ましたので、登山道の状況を報告します。

私はキタダケソウの時期に何度も入山していますが、今迄で最も残雪が多く、かなり危険な状態でした。現在は雪山状態で、ピッケルと12本アイゼンが必携です。

キタダケソウは3~4割の開花状況です。ハクサンイチゲは全く芽を出していないので、見間違える可能性はありませんでした。

今後雪融けは進みますが、入山時には各山小屋に最新情報を確認してください。

1.広河原~白根御池: 全く雪はありません。トラバース道の崩壊地の通過に注意してください。

2.広河原~二俣: 歩いていません。二俣から見下ろす限り雪渓が続いています。橋が未だ渡されていないとの情報もあります。渡渉が難しい事も考えられますので、使う場合は入山に使ってください。

3.二俣~八本歯: 例年より雪は多いです。八本歯の梯子帯に一部雪が残っています。

なお大樺沢を登る場合、ルートに注意してください。太い雪渓は全て左に行き、梯子のある尾根に右へ取付きます。よくバットレス側の雪渓に迷い込むパーティを見ますので、ガスが出た時は特に注意してください。下りの場合、背後からの落石に細心の注意が必要です。出来るだけ雪渓の左端を歩いてください。

4.草すべり: ルンゼから右の尾根に取り付く直前に残雪があります。朝御池を出発する場合硬く凍っている可能性があります。

5.右俣 歩いていません。かなり雪が残っており、トラバース箇所等ではアイゼンが必要との情報を得ています。

6.二俣~御池: 問題ありません

7.右俣上部(草すべり分岐より上): 殆ど雪の上を歩きます。分岐よりすぐ上にモッコリした急な雪田があり、硬い場合はかなり危険です。小太郎分岐直前の雪田にはステップが切ってありました。

8.小太郎分岐~山頂: 問題ありません(雪はありません)

9.山頂~吊尾根分岐: 吊尾根分岐直前のカール状の窪地に雪壁があります。確保して通過するか、或は上部を巻く必要があります。上部は崩れやすい急な岩場、下部はザクザクのザレ場です。ここは非常に危険です。

10.吊尾根分岐~八本歯: 小さな雪田がありますが、問題ありません。

11.トラバース道: 桟道帯の終わりから北岳山荘間の急斜面に未だ幅30メートル程急斜面に雪が残っており、通過は不可能です。

12.吊尾根分岐~北岳山荘: 問題ありません(雪はありません)

以上です。

2017年6月10日 (土)

2017年夏山JOYに記事を執筆しました 2017年6月10日

山と渓谷社、夏山JOYに記事を執筆しました。私が担当したのは:
・南アルプス南部山図鑑
・光岳
・聖岳・赤石岳(ルホ゜)
・赤石岳・荒川岳
です。

18425411_1418146631612969_627802304  18920469_1418146624946303_7946186_2

以上

2017年6月 4日 (日)

下十枚山ルート案内 2017年6月3日現在

下十枚山は十枚山と対で登られる事が多いですが、南の地蔵峠からの道も捨てがたい良いルートです。

葵高原から地蔵峠迄の説明は「青笹山ルート案内」を参照ください。

(下十枚山の登山を目的とすれば、現在は葵高原からではなく、真先峠に駐車して登るのが一般的です)

第3版 2017年6月3日現在 

ルートに変化はありません。

やや遅れて咲いたシロヤシオとミツバツツジ、オオイタヤメイゲツ・ブナ・カバの木の新緑を満喫しました。とても素晴らしいルートであるとの念を更に強くしました。

第2版 2013年4月13日

 写真を追加しています。下十枚山に限れば筆者としては、笹原の雰囲気、オオイタヤメイゲツを始めとする植生の多様性で、地蔵峠からのルートを最もお勧めします。

第1版 2007年4月1日

以下ポイントを述べます。

1.地蔵峠の東側にはお地蔵様がおわします。緊急の場合はお地蔵様にお願いして雨宿りが可能です。地蔵峠から小さなピークを越えて、地形図上の地蔵峠に至ります。

Photo        Photo_3

地蔵峠(2013年4月20日)              地蔵峠の東側におわすお地蔵様(2006年4月23日)

2.ゆったりとした気持ちの良い笹尾根を登ります。

Photo_2

正木峠から地蔵峠への登りから見上げる下十枚山への稜線。思いのほか立派である

Photo_2

一部笹原が刈り込まれていて展望が効きます(2013年4月23日)

3.奇怪な寄木があります。

Photo_3 2013年4月23日 

4.小さなピーク、檜岩を越え岩岳(1652m)に至ります。

Photo_4 2013年4月23日

5 .ロープのある岩場、鞍部を越えます。

Photo_6 2013年4月23日

6.下十枚山山頂部に至ると、南方向の展望が開けます。

Photo_7 2013年4月23日

7.ルートは大木もあり樹木観察だけでも厭きません。

Photo_8 2013年4月23日

8.下十枚山は東に開かれた窓があり、富士山が望めます。

Photo_9        Photo_10 2012年12月23日

追記:

1.地蔵峠から東へ富士川の支流福士川の奥山温泉へ下るとの表示があります。筆者は成島の十枚山登山口に戻る為に登山道を下りましたが、ルートは地形図とは全く異なり1340m辺りでトラバース道になり、ルートが途絶えた所から、真っ直ぐ1029m地点近くの林道へ下ります(写真3)。殆ど廃道状態でかつ利用価値が低いので、バリエーションルートに慣れた登山者のみ通行可能です。

200703_3

写真3:成島から十枚山登山口、月夜の段を経て、奥山温泉へ至る林道途中から地蔵峠への登山口。

2.筆者は、その先の月夜の段を通り、十枚山登山口へ通じるルートを探しましたが、発見できませんでした。特に成島の十枚山登山口近くの剣抜大橋の辺りは堰堤工事が行われ登山道は完全に消滅したと考える方が良さそうです。

3.成島から十枚山登山口、月夜の段を経て、奥山温泉へ至る林道(追記1の林道)は通行可能です。通行止め期間に関しては、未確認です。

以上です

中ノ尾根山ルート記録 2017年6月1日現在

今回の地図全面改版で、浜松市の最高峰・中ノ尾根山が図上に入りましたので、調査して来ました。浜松市の最高峰と言う事もあって登山者が多いのでしょうか、中ノ尾根山の稜線迄はルートは明瞭で、問題は稜線上の笹薮漕ぎです。

なお今回は完全にピストン方式です。三又山を回る周回コースが紹介されていますが、白倉橋にある堰堤をバイパスする勾配のある桟道が非常に滑りやすく、また半壊状態で危険です。周回コースを採る場合は、必ず白倉橋から入山する方式を採って下さい。

1.白倉権現のゲートは、地形図の道路の幅員の減少する地点です。手前100m程度の所に5台程度の駐車スペースがあります。なお国道152号線から林道に入るのは、北上・南下共に草木トンネルの北端から渡元へ向かうのが早いです。

Img_6446_r


2.中ノ尾根山登山口迄は、林道歩き9.01Km、約3時間です。途中白倉橋の先・小さな小屋の先にある堰堤の水抜きからは綺麗な水が採れます。最後の取水容易な水場は白倉橋から約30分の地点に小さな滝があります。登山口手前に小屋があります。

Img_6528_r

3.登山口からルートは明瞭です。基本的に尾根筋の南側をトラバースを交えて登ります。登りの場合高度1830m地点倒木の根元で尾根の北側に回り込む迷い道があります。下りの場合、高度1900m地点の倒木箇所で直進してしまう迷い道があります。

4.標高2040mで最初のガレ場の縁に出ます。ここからは黒沢山方向が見えます。

Img_6586_r  Img_6589_r


5.ガレの縁を登り続けますが、部分的にすぐ縁の場所もありますので注意してください。カブト岩を迂回する辺りから笹薮がひどくなります。標高2180mで中ノ尾根山への消えかかった標識がありますが、筆者はその先の尾根筋のすぐ傍の「火の用心」の赤プレートがある地点から中ノ尾根山を目指しました。多分筆者の採ったルートがリボンが多く、最近最も歩かれていてルートだと思われます。

Img_6607_r  Img_6635_r_2

6.中ノ尾根山に向かわずそのまま登り続けて右にトラバースすると、標高2214mのピークに至ります。笹の背丈が低いので幕営可能です。

Img_6615_r_2

7.中ノ尾根山への稜線は、ヒドイ笹の藪漕ぎになります。特に鞍部周辺は笹の背丈が高く、また踏み跡を見つけるのが難しい所もありますので、余り神経質にならずに笹の低い所を探して歩いてください。但し倒木が隠れていてつまづいたり、また笹が低く見えて惑わされる事があります。

Img_6640_r

8.中ノ尾根山山頂は静かな佇まいです。

Img_6664_r


実質コースタイム(小休憩含む)

白倉権現ゲート

 0:40 ↓↑ 0:30

黒沢橋

 1:20 ↓↑ 1:10

白倉橋

 0:40 ↓↑ 0:30

中ノ尾根山登山口

 0:55 ↓↑ 0:40

1830m地点

 0:45 ↓↑ 0:35 

ガレ下端

 0:40 ↓↑ 0:20

中ノ尾根山への分岐点

 0:35 ↓↑ 0:25

中ノ尾根山

なお上記は幕営装備、水担ぎ上げの1泊のコースタイムです。

以上

 

« 2017年5月 | トップページ | 2017年7月 »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

最近のトラックバック

ウェブページ