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2017年5月12日 (金)

赤石岳大倉尾根(富士見平迄)積雪期 2017年4月29日現在

赤石岳東尾根(大倉尾根)は数年前に登頂を試みましたが、傾斜のある積雪帯で雪が完全に腐っていて登れず断念した事があります。

赤石小屋の避難小屋(倉庫棟)が昨年秋に完成しましたので、状況チェックがてら富士見平迄登りました。

以下の要点を述べます。

1.積雪はおおよそ標高1900メートルから始まります。

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2.標高2060mの標柱のある小広場は完全に雪の中です。

なお標柱から下山の場合標高2040m付近の平な箇所で登山道が次第に南方向に変化しますが、積雪期はそれが判りません。テープもありませんので真っ直ぐ東に行かない様に注意してください。

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ここから上部でも雪が吹き飛ばされた日当たり良い箇所では、雪が消えます。

標高2150mで勾配が出てきますが、ここで雪が腐っていると登れません。今回入山バスで同乗された何方もワカン類を持参されていませんでしたが、体力消耗を避け、膝の負担軽減に持参される事をお勧めします。

3.標高2300m付近

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4.歩荷返し

此処までは完全な踏み抜き帯です。

歩荷返し手前の大岩のトラバース点からアイゼンを着装します。

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5.歩荷返しから上部のピーク迄は夏道は傾斜があり危険で殆ど使えません。尾根を忠実に直登します。一部木の根を掴んでよじ登ったり、藪漕ぎもあります。かなり危険なので細心の注意で登ってください。

Img_5727_r_4  Img_5729_r

6.標高2480m、赤石小屋まで30分の標識のあるピークに出れば、一安心です。下山時の方向を確認しておいてください。

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7.赤石小屋避難小屋(倉庫棟)は登山道の左下にあります。入口は梯子を登った2階です。なお前室と広間の間の躙り口の欄間は低いので頭に気を付けてください。筆者は失神するのではないかと思う程、ひどくブツケました。

水は屋根からの氷柱があれば採るのが簡単です。

Img_5895_r  Img_5791_r


8.赤石小屋からしばらくは尾根に絡みながら夏道を行きます。標高2460m地点で夏道は尾根筋と離れトラバースしますが、此処は傾斜がきつく危険です。右10m程度登って尾根に出てください。後は快適な素晴らしい尾根歩きです。

Img_5877_r  Img_5863_r

9.積雪期ルートのラクダの背の状況は分かりません。少なくとも確保無しの単独で登る尾根ではないでしょう。

なお写真にも写っていますが、カールは雪崩の巣です。絶対に踏み入らないでください。

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以上


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