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カテゴリー「02全域の観光情報」の3件の記事

2016年4月13日 (水)

大鹿村の御柱祭り 2016年4月

大鹿村で御柱祭りが開催中です。

観光客も御柱を曳くことができます。村のみなさま大歓迎してくださいますので、是非参加されては如何でしょうか。

なお曳行は8時から始まり、建立後に懇親会(何か特別の呼び方で仰っていました)がありますので、ベストはその日は大鹿村泊です。

4月9日  市場神社  終了

4月10日 大磧神社  終了

4月17日 葦原神社 

4月24日 野々宮神社

http://ooshikahatten.blog64.fc2.com/blog-entry-458.html

なお私は7年間待って、大磧神社!の小渋川を渡る曳行の写真を撮りましたが、イマイチです。次回も撮る事ができるでしょうか?

Img_2501_1

Img_4882_1


以上

2011年9月19日 (月)

2011年の台風による大井川源流部への地学的影響 2011年11月3日現在

2011年台風12号と15号は各地に大きな被害をもたらしましたが、南アルプスの主要河川である大井川にも大きな爪跡を残しています。状況を過去の写真と比較しながら報告します(2011年9月18日第一稿、2011年11月3日追記)。

1.畑薙第一ダムのバックウォータ

バックウォータとは、河川のダム湖や湖への流入部の事と言います。畑薙第一ダムは堆砂(ダムが土砂で埋まる)のかなり進んでいるダムですが、今回の台風12号と15号により更に堆砂が進み、バックウォータがダムに近づいています。

以下の写真は畑薙大吊橋より少し畑薙第一ダムへ歩いた地点よりダム方向を撮影した写真です。

200668 2006年6月8日のバックウォータ位置(非満水状態)

2008923w 2008年9月23日のバックウォータ位置(非満水状態)

2011918w 2011年9月18日のバックウォータ位置(ほぼ満水状態)

掲載の3枚の写真共に、バックウォータはほぼ同じ位置です。しかし遠方の湖面と樹木との間の高低差に注目してください。2006年と2008年の写真は満水ではない時のバックウォータ位置ですが、今回はほぼ満水状態でのバックウォータ位置です。 つまり湖底が今回の台風により上昇している事が推定できます。

2011年11月3日に満水時のバックウォータの位置が確認できました。場所は畑薙大吊橋より上流の林道トンネルよりややダムよりです。

2011113bw 2011年11月3日のバックウォータ位置(満水状態)

2.畑薙大吊橋付近の湖底

今回の台風12号・15号以前では畑薙大吊橋付近がバックウォータの位置で、貯水状況により水面だったり、湖底が見えたりしています。今回の台風12号・15号により、今後は湖面上を歩くチャンスが減るものと予想されます。

200668_2 2006年6月8日の畑薙大吊橋(非満水状態)

2006113 2006年11月3日の畑薙大吊橋(ほぼ満水状態)

2008923 2008年9月23日の畑薙大吊橋(非満水状態)

2011625 2011年6月25日の畑薙大吊橋(非満水状態)

2011918 2011年9月18日の畑薙大吊橋(ほぼ満水状態)

2011年11月3日に満水状態の畑薙大吊橋の写真を撮影しました。幸いにも橋の下は湖面ですが、それより上流にバックウォータ付近のコバルトブルーの湖面が確認できます。

2011113 2011年11月3日の畑薙大吊橋(満水状態)

3.赤崩

少なくともここ数年、赤崩の扇状地では水は伏流水となっていましたが、台風12号により土砂が激しく削り取られ、明瞭な流れとなりました。

20091114 2009年11月14日の赤崩

2011918_2 2011年9月18日の赤崩

4.ボッチ薙

ボッチ薙は近年は安定している扇状地で樹木も育ちはじめています。一部土砂部分がありますが、台風12号により土砂部分が深く削り取られました。

20091114_2 2009年11月14日のボッチ薙全体

20101113 2010年11月13日のボッチ薙全体

2011918_3 2011年9月18日のボッチ薙全体

20091114_3 2009年11月14日のボッチ薙下端

2011918_4 2011年9月18日のボッチ薙下端

以上です 

2011年7月 3日 (日)

南アルプス南部ジオパーク観光案内 2009年11月 

南アプルス南部大井川源流部の地学的特長箇所を見学しました。

南アルプスは伊那谷側の大鹿村を中心として南アルプスジオパークがあります。その中心的存在が大鹿村の中央構造線博物館です。現在このエリアを山梨、静岡県に広げ山地全体を世界自然遺産に登録する運動があります(詳細追記参照)。

ここでは、南アルプス南部大井川沿いの場所を説明します。この殆どは静岡市環境局発行のガイドマップで紹介されており(詳細追記参照)、椹島ロッジでパンフレットを入手することができます。皆様も登山以外の山の楽しみ方を知ってください。

なお以下の写真は、撮影時期はバラバラです。

1.畑薙大吊橋周辺: 畑薙第一ダムの堆砂が進んでおり、1996年では大吊橋上流約1.5Kmにあったバックウォーター(河川の湖への流入部)が現在は大吊橋周辺まで後退しています(写真1)。

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写真1:畑薙大吊橋。

2.赤崩(写真2): 大崩壊地です。畑薙橋から右岸を下流に降りると、赤崩上部の縞状の地層が良く見えます(写真3)。また青薙山登山道の池ノ平付近で赤崩の縁に出ることができます(写真4)。更にそこから上へ登った赤崩ノ頭からは崩壊地全体と大井川の蛇行を見る事ができます。三角錐の礫は黒いですが、たしかに上部の断崖は赤く見えます。

Photo_42

写真2:赤崩。

Photo_39

写真3:大井川畑薙橋右岸下流から赤崩を見上げる。

Photo_40

写真4:赤崩の縁より上部を見る。

3.ボッチ薙(写真5):赤崩よりも古い崩壊地です。その証拠は、三角錐状に堆積した礫にたくさんの植生が見られるからです。中ノ宿吊橋周辺からはボッチ薙上部の断層が、まるで石切り場の様に見えて印象的です。

Photo_43

写真5:ボッチ薙

4.破風岩(写真6):赤石渡下流800m程の林道から対岸の山肌に大きなスラブ状の一枚岩が二つ見えます。上部の岩は割れ目が山形(屋根の切妻の三角形の所)をしている事から破風岩と呼ばれる様になったと思われます(本由来未確認)。

Photo_44

写真6:破風岩。

5.赤石渡と赤石ダムの中間点ややダムより: 大井川の右岸林道脇の断崖に明瞭な褶曲(写真7)を20m位にわたって見る事ができます。

Photo_46

写真7:褶曲。

6.牛首峠: 赤石沢と大井川本流との河川争奪の現場です。ここからの赤石岳の展望(写真8)は余りにも有名です。また静岡市のホームページでライブカメラ映像が見られます。

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写真8:牛首峠より錦秋の赤石岳。

7.千古の滝(写真9):千枚岳登山道に入ったすぐの所の滝です。岩石がグシャグシャになったメランジュを見る事ができます。また大井川に架かる滝見橋から見る新緑、紅葉の千古の滝は非常に見事です。

Photo_51

写真9:初秋の千古の滝

8.木賊堰堤:堰堤上部の河原には赤石岳の語源となった赤い石(赤色チャート)が見られます(写真10)。なお縦走路では聖兎のコル周辺、また西沢渡から聖岳への登山道でも見る事ができます。

Photo_48

9.大尻橋: 褶曲したチャートの露頭がみれます。

10.二軒小屋周辺: 二軒小屋に着くと大きな瀑音が聞えます。まるで大井川の滝の様に思われますが、実は本流は上流で大きく蛇行していてそれを田代ダムが堰き止めて田代湖をつくっています。大滝(写真11)は取水堰と洪水吐部分との事です(本記述内容、東京電力に未確認)。

Photo_49

写真11:二軒小屋の洪水吐。

12.伝付峠: 二軒小屋から登り主稜線に出た所で、線状凹地(写真12)が見られます。線状凹地とは尾根筋が折れ曲がりながら傾いていく事によって形成される線状の凹み地の事です。これは赤崩ノ頭周辺でも見る事ができます。

Photo_50

写真12:伝付峠の線状凹地。

追記:

1.南アルプス世界自然遺産登録推進協議会

http://www.minamialps-wh.jp/index.php

2.南アルプス大井川源流部ガイドマップ関連講演会

http://vp.city.shizuoka.jp/event/event.php?id=626

3.参考文献

コロナ社 地学のガイドシリーズ 24 新版 静岡県 地学のガイド

静岡大学名誉教授 土 隆一編著 

D章大井川流域 執筆 狩野 謙一

以上です

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